千葉県市川駅徒歩2分  一般皮膚科・美容皮膚科クリニック

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一般皮膚科


皮膚、お肌の気になることお気軽にご相談下さい。


ニキビ、湿疹、アトピー性皮膚炎、じんましん、花粉症、かぶれ、イボ、できもの、水虫、巻き爪・陥入爪、AGA(薄毛、抜け毛)治療など皮膚科全般に対応いたします。
また、赤ちゃん・子供の湿疹やかゆみなど皮膚に関するお悩みなどもお気軽にご相談下さい。






ニキビ(ざ瘡)

思春期になると性ホルモンの分泌が増え、毛穴から皮脂の分泌が盛んになるためニキビができやすくなります。もちろん原因はそれだけでなく日常生活の乱れなどでもニキビができやすくなりますので、最近は成人のニキビが増加傾向にあります。
ニキビは毛穴に皮脂や汚れが詰まることから始まります(白ニキビ・黒ニキビ)。これを放っておくとニキビ菌が増殖し、炎症を起こして赤いニキビになってしまいます。白ニキビや黒ニキビの段階で適切なスキンケアで、ニキビ菌の増殖を抑えることが悪化しないためのポイントです。また、食べ物(甘いものや油っこいものを避ける)、便秘、睡眠不足やストレスなどでもニキビは悪化するので、生活習慣にも注意が必要です。炎症を起こした場合は抗生物質の内服や外用など、適切な治療を行わないとニキビ跡が残ってしまうことがあります。
最近はケミカルピーリング、光やレーザーなど治療法も増えています。ニキビでお悩みの方はお気軽にご相談ください。


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陥入爪・巻き爪

「陥入爪」とは、爪の先端または側面が、爪周囲の皮膚にくい込んだ状態です。
(特に爪の彎曲が強い状態を「巻き爪」とも言います)
陥入爪が悪化すると、炎症や感染を併発して、赤く腫れて強い痛みを生じます。
巻き爪・陥入爪の原因としては、生まれつき持った爪の生え方、形態異常などの先天的要素とそれ以外の後天的要素があります。
後天的要素としては、深爪の習慣、つま先の細い靴やハイヒール靴による爪への圧迫、靴下(ストッキング)による爪への圧迫、足の親指に激しく体重がかかるようなスポーツや長距離の歩行などが考えられます。
陥入爪・巻き爪の治療法としては、形状記憶合金ワイヤーを使用した爪矯正法やくいこんでしまった爪を部分的に除去し合わせて薬品を使って手術(フェノール法)する方法の大きくは二つです。


巻き爪

陥入爪

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アトピー性皮膚炎

* アトピー性皮膚炎とは?
皮膚にかゆみのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す疾患で、患者さんの多くはアトピー素因(体質)を持っています。アトピー素因というのは、以前に気管支喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれかにかかったことがあるか、または家族でこれらの病気にかかった人がいること、そして「IgE抗体」(※)を作りやすい素因を持っていることをいいます。
生後3ヶ月前後から発症し、通常は成長とともに症状は軽くなりますが、最近は大人になっても治らなかったり、子供の頃は軽かったのに大人になってからひどくなったという人も増えているようです。
※IgE抗体…血液中にあるタンパク質の一種で、体内に異物(アレルゲン)が侵入すると産生され、再び同じ異物が侵入したときにそれを敵として認知され、過敏に反応します。

* アトピー性皮膚炎の原因は?
「アレルギー体質」や「敏感肌」の体質に、さまざまな「環境因子」が重なり合って症状が起こると言われています。「敏感肌」とはドライスキン(乾燥肌)などで、皮膚のバリア機能が低下している状態です。「環境因子」とは汗やダニ、洗剤などの刺激物質、食物などのアレルゲン、気候、ストレスなどがあります。

* アトピー性皮膚炎の診断と治療は?
日本皮膚科学会で「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」が作成されており、当皮膚科でもこのガイドラインにのっとった診断と治療を行っています。
「かゆみがある」「特徴的な皮膚症状と分布」症状が慢性・反復性に経過する」の3つを満たすものを、症状の軽重を問わずアトピー性皮膚炎と診断します。
治療は症状に応じた薬やスキンケアで皮膚の炎症(湿疹)やかゆみをコントロールするのが目標です。炎症を抑えるためにはステロイド外用薬や免疫抑制外用薬を用い、かゆみを抑えるためには抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を内服し、また乾燥のスキンケア対策としては保湿薬を外用します。薬以外でも生活習慣の改善なども大切です。
当皮膚科ではアレルギーの採血検査も行っています。最近ではアトピー性皮膚炎の状態を敏感に反映するTARCという項目が注目されており、治療経過を追っていく上でひとつの客観的指標になります。TARCの値を知ることによって患者様やそのご家族様が病状を把握し、より積極的に治療に取り組むことができるようになると考えています。
アトピー性皮膚炎の治療は患者様一人一人の経過や部位、重症度などを総合的な判断が必要ですので、皮膚科専門医の受診しご相談下さい。



花粉症

25年春、関東の花粉飛散量予測は前シーズンの2~7倍!
早めにご相談ください。


花粉症の主な症状はくしゃみ・鼻水・鼻閉・目のかゆみや涙などです。くしゃみで花粉を吹き飛ばし、鼻水や涙で花粉を洗い流し、鼻閉で花粉を体内に入れないようにする、一種の防御反応なのです。最近では花粉皮膚炎といって皮膚炎を起こすことも知られています。眼の周りや顎から首にかけて赤くなったり痒くなったりします。多くは鼻や眼の症状を伴っている人もいますが、皮膚症状だけの人もいます。このような人に血液検査を行うと、確かにスギ花粉に対するアレルギー反応がみられることも多いです。成人女性に多い印象がありますが、皮膚の乾燥や化粧の影響で皮膚のバリア機能が低下しているのも一因と思われます。   
治療は抗アレルギー剤の内服が主体になります。症状が出る2週間くらい前から前から内服した方が、症状の重症化を抑えることができますので、早めの対策が大切です。また、内服治療だけに頼らずに、花粉との接触を避けることも重要です。暖かく天気が良く風が強い日は花粉飛散量が増加します。メガネやマスクを着用し、帰宅時は衣服に付着した花粉を払い落として、室内に持ち込まないようにしましょう。テレビや新聞、インターネットなどで花粉情報を確認し、外出を控えるなどの予防も心がけて下さい。
また当院では内服薬の処方と合わせて、プラセンタの点滴や注射も行っております(花粉症対策点滴)。花粉症にも効果があると言われておりますので、気になる方はお気軽にご相談下さい。



尋常性疣贅(イボ)

ヒト乳頭腫ウイルスの感染が原因で、手足に多くみられます。皮膚の小さな傷から入り込み感染し増殖します。触ったりすると感染が拡大しますが、日常生活で他人にうつす可能性は低いのであまり気にすることはありません。
しかし最初は小さくても放置していると大きくなって数も増えてきますの、早めの治療が肝心です。一般的には液体窒素による凍結療法が行われていますが、痛みを伴い、大きいものや多発している場合はなかなか効果がみられません。治りにくい場合は状況に応じていろいろな治療法がありますので、皮膚科専門医にご相談下さい。


* イボの治療

市川リオ皮膚科では、痛みが少ない「クライオプロ」を用いた液体窒素療法を行っています
イボは治りにくく、いろいろな治療法が試みられていますが、一般的なものは液体窒素を用いた冷凍凝固療法です。液体窒素(-196℃)でウイルスに感染している細胞を凍結・融解を繰り返し、細胞ごとウイルスを破壊してしまう治療法です。処置中は冷たいという感覚を通り越して、強い痛みを感じてしまいます。この痛みに耐えきれず、治療を中断してしまう患者様もいます。
当院ではクライオプロを使用した「スプレー法」を行っております。通常の綿棒による治療に比べ、液体窒素をスプレーで圧力をかけて噴霧するため、綿棒に比べて痛みは少なく、治療効果も高まり患者様にも好評です。
また当院ではイボの他にも、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)スキンタッグ円形脱毛症、結節性痒疹などに対しても液体窒素療法を行っております。
こちら(http://www.e-skin.net/v/ln2-korkro.htm)もご覧下さい。

≪クライオプロ≫





伝染性軟属腫(みずいぼ)

伝染性軟属腫は軟属腫ウイルスの感染によってできる、中心が凹んだ小さな丘疹です。表面が水っぽくみえるので、俗に「みずいぼ」と呼ばれています。
小学校低学年位までの小さな子供によくみられ、大人にはあまりみられません。これはウイルスに対する抵抗力のためと思われます。プールのビート板などを介してうつることが多く、プールに入る前までに治療しておくなど、他人にうつさないように配慮することも大事です。
伝染性軟属腫は放置してもいずれは自然治癒しますが、数が増えたり他人にうつしてしまう可能性がありますので、早めに治療しましょう。治療はピンセットで摘んで取ってしまうのが確実ですが、痛みを伴うのが欠点です。麻酔のテープを貼ってから摘んだり、硝酸銀を塗るあまり痛くない治療法もありますので、皮膚科専門医にご相談下さい。

* 水いぼの治療

伝染性軟属腫(水いぼ)は子供に多く、いつかは自然に消えていくものなのですが、あっという間に増えてしまうこともあり、その治療に悩むことがあります。

  一番確実なのはピンセットで水いぼを摘みとってしまう方法(摘除)ですが、とても痛く、もう治療には来院しなくなってしまうお子さんもいるほどです。他にもいろいろな治療法が試みられていますが、クリニックによって「痛みはあっても積極的に治療を行う」ところもあれば、「いずれは自然に消えてなくなるものなのだから患者に負担をかけない」方針のクリニックもあります。

【当クリニックでの治療方針】
(1)水いぼの数が少ない場合
我慢できる範囲までその場ですぐに摘除します。


(2)摘除時の痛みを我慢できない場合
局所麻酔のテープを処方し、次回受診の2時間前に貼付してから摘除します。

(3)どうしても痛みに耐えられない場合
自然に消えるのを待ちますが、自宅で皮膚消毒用のイソジン液を塗って様子をみることもあります。

いずれにしましても、保護者の希望や子供の年齢、水いぼの数などを総合的に判断して、最良の治療を提供したいと思いますので、お気軽にご相談下さい。

≪水いぼ≫




多汗症(ボトックス注射)


多汗症治療(ボトックス注射)始まりました

*ボトックス注射は多汗症の治療に効果があります

汗を出す汗腺。この汗腺には「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」があります。
そのうちの「エクリン汗腺」が多汗症の原因です。
ボトックス注射による多汗症治療は、注射液(ボトックス)注入により汗の分泌を増加させる神経伝達物質のアセチルコリンを抑制する作用を利用した治療法です。
注入した周辺のエクリン汗腺からの汗が出なくなりますので多汗症の症状改善に効果があります。

【多汗症治療でワキの臭い対策】
 「もしかしたらワキガ?」
「ワキの汗の臭いが気になって仕方ない」
「周りから汗臭いと思われてるかも???」
汗は臭いの元にもなっています。
ボトックス注射によって、汗の量が減り臭い対策に。



【多汗症治療でワキの汗じみ対策】
シャツやブラウスに出来るワキの汗じみ、Tシャツの色が汗で変わってしまう..
電車のつり革につかまるときも、つい気になってしまう..
ボトックス注射によって、汗の量が減りストレスが軽減します。


【費用(税別)
通常 両腋下(ワキの下)78,000円


 初回医師の診察後、後日予約での施術となります。 
※当院では保険での腋下ボトックス治療は対応しておりません。

ボトックスビスタ


当院では、アラガン社の正規商品
「ボトックスビスタ」を使用しています。

 


汗には全身(特に手のひらや足の裏)に分布するエクリン腺から出るものと、腋窩や陰部に分布するアポクリン腺から出る汗の2種類があります。

エクリン腺
アポクリン腺

分布

全身(特に手のひら・足の裏)

腋窩・陰部など

役割

体温調節、保湿など

フェロモン作用

疾患

多汗症、あせも

腋臭症(わきが)


通常なら汗をかかないような軽い刺激や精神的緊張によって、全身または局所(手のひらや足の裏、腋の下など)に多量の発汗を認める状態を多汗症といいます。皮膚の汗腺や数や機能に異常はなく、発汗をコントロールする交感神経が過敏となっている状態です。日常生活でも試験の時に問題用紙が濡れて破けてしまう、握手ができない、腋の下の服地が汗ばんで気になるなどの支障をきたすことがあります。
また、腋の下に多く分布するアポクリン汗腺に由来する汗は、細菌により分解されて刺激臭が生じ腋臭症(わきが)となります。思春期以降に症状は強くなり、この体質は遺伝します。欧米人では腋臭の人が多いため、病的な状態とは受け取られてはいませんが、東洋人では腋臭の人が少ないため精神的苦痛を感じる人もいます。腋臭がある場合はシャワーや入浴で腋の下を清潔に保つことで、ある程度臭いが強くなるのを防ぐことができます。腋毛は汗や細菌が付着して臭いが強くなる原因となりますので、腋毛を剃ることも臭いの軽減に役立ちます。分泌直後のエクリン汗腺からの汗は無色透明で臭いはほとんどありませんが、ニンニクやタマネギ、香辛料、アルコールなどを多量に摂取すると、臭い成分が出てきて体臭がきつくなることがあります。時間が経つと臭いが強くなります。汗をかいたら早めにシャワーで洗い流し皮膚を清潔に保つことが大切です。
 
治療には内服や外用剤、手術などいろいろありますが、まずは清潔を保つスキンケアを心がけ、制汗剤を試してみるのがいいかと思います。


蕁麻疹(じんましん)

* 蕁麻疹とは?
皮膚に存在する肥満細胞が何らかの刺激を受けると、ヒスタミンという物質が放出され、血管から血液の液体成分(血漿)が漏れ出し、皮膚にミミズ腫れのような赤い膨らみ(膨疹)ができ、短時間で消えます。多くの場合、強いかゆみを伴います。皮膚の柔らかいところに出やすく、出たり消えたりを繰り返します。

* 蕁麻疹の原因は?
食べ物や薬物なのに対するアレルギー反応や、気温の変化、動物や魚介類などとの接触、感染症など原因は様々です。疲労やストレスなどが原因になることも多く、原因を特定できないことも少なくありません。我が国では5人に1人の割合で、一生のうちに一度は蕁麻疹を経験すると言われています。

* 蕁麻疹の治療は?
蕁麻疹の原因であるヒスタミンの作用を抑える、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が治療の基本です。蕁麻疹の原因が分かっていれば、その原因を避けることも大切です。抗ヒスタミン薬を飲むと眠くなることがありますので、自動車の運転には注意が必要です。眠気を感じて仕事や勉強に差し支えがあるようでしたら、医師にご相談下さい。




脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

* 脂漏性皮膚炎とは?
頭部や顔面、前胸部や腋窩、陰股部などの脂漏部位(皮脂が出やすい部位)に赤くカサカサした湿疹ができる病気で、いわゆるフケ症もこの一種です。皮脂腺が活発になる思春期以降によくみられます。

* 脂漏性皮膚炎の原因は?
皮脂が細菌によって分解されて生じる分解産物や過酸化脂質が皮膚に刺激を与え皮膚炎がおこります。皮脂の分泌過剰が原因と考えられますが、最近ではマラセチアというカビの関与も注目されています。ビタミンB群の不足、疲労やストレスなどでも悪化することもあります。

* 脂漏性皮膚炎の治療は?
症状が強い時はステロイド剤の外用、落ち着いたら予防的に原因の一つであるマラセチアに効果がある、抗真菌剤の外用を行います。日常生活の注意としては、適切な洗髪を行い、緑黄色野菜などのビタミンB群や食物繊維の多い食事を心がけ、寝不足や疲労、ストレスを避けましょう。




手湿疹

* 手湿疹とは?
手湿疹は手に接触する物質による刺激やアレルギー反応によって発症します。毎日水仕事をする主婦や、パーマ液やシャンプーをよく使う理容師・美容師の方によくみられます。


* 手湿疹はどうしておこるの?
皮膚の表面は皮脂膜で保護されています。主婦の場合は台所用洗剤の使用、理容師・美容師の場合は頻回のシャンプーなどにより皮脂膜が除去されて、皮膚のバリア機能が弱くなってしまいます。そのために手の表面に刺激物質が付着すると、刺激反応やアレルギー反応を起こしやすくなって湿疹ができやすくなります。手を保護するために用いるゴム手袋が原因で、手湿疹が悪化することもあります。

* 手湿疹の予防や治療は?
手洗いやシャンプーの後は必ずハンドクリームなどで保湿し、皮膚の表面を保護しましょう。台所での食器洗いなどの時は手袋の着用が効果的ですが、直接ゴム手袋をするとゴム自体の刺激で悪化することがあるので、薄い木綿の手袋をしてからゴム手袋を着用することをおすすめします。スキンケアで症状が改善しない場合は、皮膚科専門医を受診して適切な治療とアドバイスを受けて下さい。




皮脂欠乏症(乾燥性湿疹)

* 皮脂欠乏症とは?
いわゆる乾燥肌のことです。皮膚の表面の脂(あぶら)が減少することにより、皮膚の水分も減少して乾燥する病気(皮脂欠乏症)です。特に中高年者の下腿 によくみられ、皮膚がカサカサしてきます。またかゆくなって、引っかいたりすると悪化して湿疹(皮脂欠乏性湿疹)ができたりします。空気が乾燥しやすい秋 から冬にかけて症状が出はじめ、夏には自然に軽快することもあります。つまり皮脂欠乏症が悪化して皮脂欠乏性湿疹となります。

* どうして皮脂欠乏症になるのでしょうか?
加齢による皮膚機能の低下する皮膚の老化が進行するためです。
また冬は空気が乾燥しやすく、室内の暖房も皮膚の乾燥に拍車をかけています。他にも、入浴時にゴシゴシ洗いすぎると皮脂がとれてしまい乾燥してしまいます。

* 日常生活での注意点は?
湿疹がみられている場合はかゆみを抑える飲み薬や、湿疹を抑える塗り薬が必要ですが、一番大切なのは日常生活での普段からの心がけです。冬など空気が乾燥 する時期は、加湿器を使って室内の湿度を保ちましょう。入浴時はぬるめのお湯に適度につかり、体を洗うときは刺激の少ない石鹸で、優しく洗いましょう。気 持ちが良いからと言ってナイロンたわしなどでゴシゴシ強く擦るのは絶対にしないで下さい。保湿作用のある入浴剤の使用もいいでしょう。入浴後は保湿剤での スキンケアも大切です。下着は木綿などの刺激の少ないものにし、アルコールや香辛料などは体が暖まり、かゆくなりやすいので控えめにしましょう。

* 皮脂欠乏症(乾燥性湿疹)だと思ったら

秋から冬にかけ、空気の乾燥とともに肌も乾燥してきます。もし、皮膚がカサカサしてきたり、かゆくなってきた場合は早めにご相談下さい。保険診療にて、保湿剤(クリームやローション)、湿疹が悪化している場合はステロイド外用剤を併用するなど処方し治療いたします。




帯状疱疹(たいじょうほうしん)

* 帯状疱疹の原因は?
帯状疱疹は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因で発症します。子供の頃にかかった水ぼうそうが治っても、ウイルスは消えずに神経の中に潜んでいます。疲れやストレスなどで抵抗力が弱まると、ウイルスが活発化し、痛みとともに症状が出てきます。通常は一生に一度しか発病しないといわれていますが、二度三度と再発を繰り返す場合もあります。


* 帯状疱疹の症状は?
体の左右どちらか片側に、最初はチクチクした痛みを感じ、しばらくするとその部分が赤くなって小さな水ぶくれが帯状に現れます。ひどいときは潰瘍(かいよう)になることがありますが、かさぶたができて治っていきます。通常、かさぶたが取れるまで3週間前後かかります。
治療開始が遅れたり、高齢者、糖尿病や膠原病(こうげんびょう)で免疫力が落ちている方は、後遺症として痛みが残る場合があります。これは帯状疱疹後神経痛とよばれ症状が長引くことがあります。

* 注意することは?
普通は怖い病気ではありませんが、症状がでる場所やその時の体調によっては入院が必要な場合もあります。目の角膜にできると視力が低下することもありますので、早めに医師の診察を受け指示に従ってください。日常生活では睡眠と栄養をよく取って安静にすることが大切です。帯状疱疹が出たということは、体が休息を求めているというサインなのです。また、ほとんど他人には感染することはありませんが、水ぼうそうにかかったことがない小さな子供にはうつる可能性がありますので注意が必要です。




単純ヘルペス(単純疱疹)

単純ヘルペスは単純ヘルペスウイルスによる感染症です。最もよくみられるのは口唇ヘルペスで、風邪で体調が悪かったり、日焼けをしたりした時に口唇に小さな水疱ができます。これは主に単純ヘルペスウイルスⅠ型が原因です。口唇の他では陰部の性器ヘルペスがあります。これは単純ヘルペスウイルスⅡ型が原因で、性交渉で感染する性感染症の一つです。
初めての感染の場合の症状は強く、いったん体内に侵入したウイルスは症状がなくなっても消えることなく、神経の中に潜んで冬眠しているような状態になります。そして体の抵抗力が弱まると、ウイルスは活発になり再発を繰り返します。抵抗力が弱まる原因には、疲れやストレス、風邪、日光の当たりすぎ、生理、薬剤(ステロイドなど)があります。
単純ヘルペスは口唇や陰部に限らず、いろいろなところに症状が出ます。場所によって症状も治療法も変わってきます。なかなか話しにくい部位に出てしまう場合もありますが、医師には恥ずかしがらずに相談して、適切な診断と治療を受けることが大切です。そうすることで症状も軽くすみ、再発に悩まされないようにするための近道です。




鶏眼(ウオノメ)と胼胝(タコ)

鶏眼も胼胝も皮膚の一番表面にある角質層が異常に厚くなった状態で、長期間にわたって同じ部位に力が加わっていると、それから皮膚を守ろうとして角質が厚く固くなってきます(一種の防御反応です)。合わない靴や変な歩き方、外反母趾などの足の変形が原因となることが多いようです。鶏眼と胼胝の見分け方は、押したりつまんだりした時に痛みがあるのが鶏眼、痛くないのが胼胝であることが多いです。治療はかたくなった角質をカミソリなどで削りますが、長期間の圧迫や摩擦などが原因なので、その原因を取り除かないと必ず再発します。また、鶏眼や胼胝と間違いやすいものに疣贅(イボ)や粉瘤といった腫瘍の場合がありますので、自己判断しないで皮膚科医師の診察を受けて下さい。




伝染性膿痂疹(とびひ)

伝染性膿痂疹とは皮膚に黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌が感染し、水ぶくれや膿のかたまりを形成する細菌感染症です。夏の暑い時期に乳幼児〜小児によくみられます。ひっかくと周りにどんどん拡がっていくため「とびひ」と呼ばれています。
抗生物質の飲み薬が基本的な治療で、皮膚を清潔に保つために、入浴はシャワーで患部をこすらない程度で優しく洗ってください。ジクジクしているところはガーゼや包帯などで被うようにすると感染防止になります。




足白癬(水虫)

足白癬(あしはくせん)はカビの仲間の白癬菌が足の皮膚に感染しておこります。白癬菌は全身の皮膚に感染しますが、足に感染したものを「水虫」といい、日本人の5人に1人は水虫にかかっているといわれています。
水虫にはいろいろな症状があります。足の指の間がふやけたり皮がむけるタイプ(趾間型)、足の裏に小さな水ぶくれができるタイプ(小水疱型)、足の裏が硬くなるタイプ(角化型)があり、角化型は、かゆみはほとんどありません。
水虫を放置していると爪にも感染し、爪が白っぽく濁ったり厚くなる爪水虫になってしまうこともあります。またお風呂場の足ふきマットやタオル、スリッパなどを介して他の人に移してしまう可能性もありますので、きちんと治療しましょう。

水虫は一度かかると完治することなく繰り返す病気だとあきらめていませんか?
足白癬(水虫)は確かにすぐに完治させることは無理ですし、再発しやすい病気です。しかし、医師の指示通りに根気よく治療すれば治すことはできます。塗り薬と飲み薬がありますが、角化型の足白癬や爪水虫は内服が効果的です。
また、かぶれや汗疱(汗による水ぶくれ)など水虫と間違えやすい病気も多いので、皮膚科専門医による正確な診断と治療が大切です。




男性型脱毛症(AGA)

* 男性型脱毛症(AGA)とは?
男性型脱毛症(AGA)は、思春期過ぎに遺伝的背景を持つ男性の前頭部から頭頂部で起こります。症状は進行性で、一度症状が出始めると、その後は徐々に薄毛が進行してゆきます。AGAの人は全国で1,260万人いると言われています。

* AGAの原因
遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
AGAを生じる直接の原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、脱毛シグナルが出され、毛の成長が止まってしまいます。そのため毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまうのです。十分に育たない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。

健康な毛髪
(太くてコシのある毛)
硬毛


薄毛の進行
(細く弱々しい毛)
軟毛


* AGAの治療法
AGAの治療法にはミノキシジル(商品名:リアップ)を代表とした外用療法や、フィナステリド(商品名:プロペシア)の内服療法、外科的治療法である植毛などがあります。
軽症~中等症のAGAに対しては外用療法または内服療法、あるいは両者の併用を行い、効果があればそれを継続します。この治療に反応しない場合や重症・進行例に対しては植毛を検討します。

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円形脱毛症

円形脱毛症は成長期の毛根に何らかの原因で炎症が起き、毛が脱落するものです。患者さんの2割程度に家族内発症があり、円形脱毛症になりやすい遺伝的素質もあります。ストレスを含めていろいろな環境や生活の影響よりは、遺伝的素質が円形脱毛症の原因として大きいと言えます。
血液中のリンパ球が自分自身の毛根を攻撃して炎症が起こる、一種の自己免疫反応と考えられていますが、今のところ遺伝的素質以外の原因は十分に分かっていません。精神的ストレスは円形脱毛症のきっかけになることはありますが、原因ではないようです。ストレスに用心しても脱毛が改善する訳ではなく、普通の生活をしていても自然に良くなることも多いので、あまりストレスは気にせず生活しましょう。




粉瘤(アテローマ)

* 気になる「しこり」や「できもの」は粉瘤(ふんりゅう)かもしれません。
粉瘤(ふんりゅう)はその名の如く、「皮膚の粉」すなわち垢(角質塊)が皮膚の中に溜まってできた袋のような腫瘍です。一般的には自然になくなることはなく、徐々に大きくなっていきます。はじめは、しこりのみで痛みなどの自覚症状はありませんが、細菌感染を起こすと赤く腫れて、痛みも伴いますので、小さいうちに切除してしまう方が良いでしょう。

手術は局所麻酔で行い、外来通院(外来日帰り手術)で大丈夫です。
翌日からシャワーは可能で、1週間ほどで抜糸を行い終了です。発赤や痛みなどの炎症を伴っている場合は、抗生物質を内服し、切開し中に溜まっている膿を出して炎症を落ち着かせ、後日改めて手術を行います。
またへそ抜き法というキズを小さくする方法も可能な場合がありますので、皮膚科専門医師にご相談下さい。
 



悪性黒色腫(メラノーマ)

悪性黒色腫はメラノサイトという細胞の癌であり、極めて悪性度が高い腫瘍です。進行すると全身に転移し予後不良ですので、早期病変の段階で正確に診断し、治療を行うことが大切です。日本人では足底や手足の爪などに好発しますが、全身どこにでもできます。形や色調に不規則性があったら悪性黒色腫を疑う必要があります。
黒い皮膚腫瘍は悪性黒色腫以外でも多くみられ、診断に迷うことも少なくありません。最近はダーモスコピーという病変を拡大して観察する診断法が進歩し、効果をあげています。いずれにしても早期発見・早期治療が肝心ですので、足の裏のホクロなど気になるものがありましたら、皮膚科専門医にご相談下さい。




脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)

脂漏性角化症は老人性のイボともいわれ、手のひらや足の裏以外の全身にできます。中年以降の頭部や顔面によくみられ、加齢と共に大きくなって数も増えてきます。また頚部や脇の下には有茎性の小さなイボが多数生じることが多く、これをスキンタッグといいます。一般的にはかゆみや痛みはなく、放っておいても悪性化することはありませんが、皮膚悪性腫瘍との鑑別が必要な場合もありますので気になる場合は皮膚科専門医を受診しご相談下さい。
治療は液体窒素や炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)、切除など大きさや場所によって異なってきます。またスキンタックはハサミで切断するのがスタンダードな治療で、ほとんど痛みもなくきれいに取れます。


* 脂漏性角化症の治療
治療法:炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)


* 症例1
黒褐色の扁平に隆起する老人性のイボです 
処置から2カ月後の写真

レーザー照射前


レーザー照射後
※改善のスピード、度合いには個人差があります

* 症例2

黒褐色の扁平に隆起する老人性のイボです 
処置から2カ月後の写真

レーザー照射前


レーザー照射後
※改善のスピード、度合いには個人差があります



尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

尋常性乾癬は皮膚に赤い発疹が出て、表面に白いカサカサしたかさぶたやフケのようなものが付着する病気です。頭、肘や膝、おしりなど刺激を受けやすい部位にできやすく、爪の変形もしばしばみられます。日本では患者数は数万人といわれ、決して珍しい病気ではありません。
原因は残念ながらはっきりわかっていません。体質(遺伝要因)と環境要因の双方が関与した多因子疾患と考えられています。また上気道感染や肥満、降圧剤などの薬剤で悪化することも知られています。
乾癬(かんせん)は慢性に経過し完治するのは難しい疾患ですが、ステロイド外用やビタミンD3軟膏などを組み合わせて、患者さん本人が納得できる良い状態に落ち着かせることを目標にコントロールするのが大切です。また、適度な日光浴も効果的です。




シミ・ソバカス

シミやソバカスはメラニンという黒い色素が増加している状態です。メラニンは本来、皮膚の色を決める物質ですが、紫外線を吸収し、紫外線から皮膚を守る役目もあります。紫外線は細胞を傷つけ、時には発癌の原因にもなります。日焼けすると色が黒くなりますが、これはメラニンを増やして皮膚を保護する一種の防御反応です。
メラニンを含む角質は、時間の経過とともに新陳代謝によって垢となってはがれ落ち、黒くなった皮膚も元に戻ります。ところが、何らかの異常で皮膚の一部でメラニンが過剰につくられることがあります。また、メラニンがつくられるスピードに、皮膚の新陳代謝が間に合わなかったりすると、メラニンがどんどんたまって沈着します。これがシミやソバカスというものです。原因は紫外線の他にも女性ホルモン、ストレスや疲労などたくさんあります。
シミにも老人性色素斑や肝斑などいろいろなタイプがあり、それぞれ治療法も異なります。予防も大切ですので、気になることは皮膚科専門医にご相談下さい。




頭ジラミ症

人間に寄生するシラミは頭ジラミ、毛ジラミ、コロモ(衣)ジラミの3種類がありますが、頭ジラミは頭髪に寄生し、髪の毛に卵を産みつけ、繁殖します。陰毛に寄生する毛ジラミとは違う種類のシラミです。
最近、保育園や幼稚園、小学校などでの集団発生が増えています。髪の毛の接触によって感染し、不潔が原因ではありません。子供から家族へ感染することもあります。
症状は特に後頭部や側頭部に痒みを伴い、頭髪に白い点々が付着しています。これが頭シラミの虫卵で、顕微鏡で見ると容易に判断がつきます。よく探すと体長2-4mmの虫体がみつかることもあります。
治療薬はフェノトリン(商品名「スミスリン・パウダー」「スミスリン・シャンプー」)が市販されています。この薬は虫卵には効果がありませんので、卵から出てきた幼虫に対して3日に1回、数回の処置が必要です。また虫卵の除去には、髪を出来る限り短くして「すきぐし」を用いて丁寧に髪をすくのも有効です。家族全員、同時に駆除する必要があります。




疥癬(かいせん)

疥癬はヒゼンダニと呼ばれる小さなダニが、皮膚の一番表面にある角質層に寄生しておこる感染症です。皮膚と皮膚との接触で感染するため、最近では老人保健施設などで高齢者を介護する職員を介しての流行がみられています。成虫は皮膚から離れると死滅しますが、寝具類の中では1日くらいは生きていますので、合宿や宿直室などで感染することもあります。
ヒゼンダニが寄生して約1ヶ月間は無症状の期間(潜伏期間)があるため、感染しても気付かないことが多いようです。その後、指の間やわきの下、へその周りや陰部に赤いブツブツが出てきます。かゆみは強く、特に夜間に増強します。顕微鏡でヒゼンダニの虫体や虫卵が確認されれば診断は確実ですが、寝たきりの高齢者ではかゆみを訴えないこともあり、発見が遅れることも少なくありません。通常は頭部や顔面には症状は出ませんが、抵抗力が低下している人では全身に厚いカサブタがみられる、重症で非常に感染力が強いノルウェー疥癬になる場合があります。
治療はヒゼンダニを殺すことを目的とした塗り薬や飲み薬を使います。症状が改善しても虫体や虫卵が残っていると再発しますので、薬の使い方ややめる時期については、必ず皮膚科専門医師の指示に従って下さい。